阪神の2回表の攻撃で珍しいシーンがあった。

阪神3点ビハインドで無死二塁の場面。原口文仁内野手(30)がヤクルト小川に12球投げさせ、フルカウントからの13球目だ。低めの変化球にバットは止まったかのように見えたが、これを一塁の山路塁審がハーフスイングの判定をとった。

空振り三振に倒れた原口はヘルメットを取り感情をあらわに。直後、原口が一塁守備に就くタイミングで白井球審が、なだめるように背中をたたいた。原口にも笑顔が見られた。

矢野監督は試合後、「あれは振ってないでしょう。あれは、ちょっともう大事なところやからね。審判だって別に一生懸命やっているし、判定にああいうことだって文句言えないというか、別に俺も抗議にいけないっていうのはもちろん分かっているんだけど、あそこはちゃんと見てもらいたいよね」とコメントした。

セCSファイナル第1戦 ヤクルト小川泰弘-阪神西勇輝/ライブ速報中