中日は13日、名古屋市内の球団事務所で来季の打撃コーチとしてOBの和田一浩氏(50=日刊スポーツ評論家)に入団要請を行った。立浪体制2年目となる来季からの入閣を受諾。近く正式契約を結び、11月に予定されている沖縄秋季キャンプから指導にあたる。

入団交渉後、取材に応じた和田氏は「内定という形です」と説明。「楽しみというより責任感の方が強い。今の時代、打撃理論もいろいろあるが、ひとつを押しつけるのではなく、選手が納得していけるように。1人でも一人前になれる手助けができれば」と意気込みを明かした。

西武、中日で通算2050安打、319本塁打。12球団ワーストの62本塁打、414得点に終わったチームの攻撃力アップは来季に向けた最大の課題。「チームとして勝たないといけないことは承知している。点が取れるチームにしたい」。独自の打撃理論を持つ和田氏に大きな期待がかかる。

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