ソフトバンク秋吉亮投手(33)が17日、来季契約を結ばない旨を通達された。

ペイペイドームで取材に応じ「戦力として呼ばれたにもかかわらず2試合しか投げられず、その2試合とも点を取られてしまった。優勝も逃しましたし、申し訳ない気持ちしかないです」と話した。今後はNPBでの現役続行を希望している。

秋吉は足立新田-中央学院大-パナソニックを経て13年ドラフト3位でヤクルト入団。17年WBC日本代表で、18年オフにトレードで日本ハムに移籍。21年オフにノンテンダーで自由契約となり、22年から独立リーグ福井でプレーした。

今季7月にセットアッパー又吉が右足甲の骨折で長期離脱を余儀なくされ、ソフトバンクが獲得した。だが、2試合で2回4安打1被本塁打、防御率13・50と結果を残せず、わずか3カ月あまりで戦力構想から外れた。「おととい(15日)までフェニックスリーグに行っていて、まだ投げられる。逆に状態は上がってきたという感じ。現役でやりたい」。

通算成績は381試合、20勝24敗、78ホールド、71セーブ、防御率3・05だった。

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