「不動の4&5番」で2年連続日本一ヤ!! 「SMBC日本シリーズ2022」は2勝2敗1分けのタイで神宮に舞台を移す。
ヤクルト村上宗隆内野手(22)は今シリーズここまで5試合で打率2割ながら、第1戦で勝負を決める1号ソロをマーク。日本選手最多のシーズン56号など、本拠で記憶に残るアーチを刻んできた。シリーズ5試合連続安打と絶好調の5番オスナとともに打線をけん引し、ホームで日本一を決める。
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ヤクルトナインは敵地大阪から28日に帰京し、3冠王の村上も本拠地での熱戦再開に備えた。神宮では今季レギュラーシーズン68試合で打率2割6分、23本塁打、53打点。同ポストシーズンは8試合で打率2割4分1厘、2本塁打、7打点。数字は特別良くはないが、8月2日中日戦の5打席連続本塁打、9月2日中日戦の50号、同13日巨人戦の55号、そして10月3日DeNA戦での56号と、記録と記憶に残るアーチはホームで決めてきた。そして、ポストシーズンも含めて今季ここまで放った58本塁打は、85年バース(阪神)らを抜いて単独2位。歴代1位の13年バレンティン(ヤクルト)の60本(公式戦のみ)にあと2本と迫る。シリーズは第7戦までもつれ込むことは確定。記録達成の可能性は膨らんでいる。
ただ村上自身は、13日のCS第2戦で本塁打を放った際に「そんなに絶好調という感じではない」と冷静に自己分析。その上で「とにかく短期決戦は勝てればいい。状態がいい人も悪い人も、勝ちに向かって頑張っている」と言った。その「状態がいい人」こそ、CSでMVPを獲得した5番オスナ。今シリーズもここまで打率4割5分5厘、1本塁打、5打点の活躍。村上の後ろで大きな存在感を放っている。
DH制の敵地では打順を日替わりで大きく動かした高津監督も「4番村上、5番オスナ」だけは動かさなかった。指揮官も「先は見えているので、全力で戦うのみ」という本拠地での総決算。村神様&シリーズ男が、チームを頂点へ導いていく。【鈴木正章】



