楽天田中和基外野手(28)が15日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、200万円減の年俸2000万円でサインした。

6年目の今季は代走や守備固めでの出場が多く、77試合で打率1割4分3厘、1本塁打、5打点。不調が続き、打撃に対する自信もなくなっていった。「打席向かう時に楽しめてないなって自分ですごく思ってて。打者はバッティングが一番楽しいはずなのに、そこに自分のウイークポイントを感じてるから、自信を持っていい顔で打席に向かえてなかった。僕はいい顔で打席に向かいたい」と表情を引き締めた。

シーズン後は、日々の数字を気にせずに練習に打ち込めた。オフ期間は強い体作りを掲げる。大きなケガで離脱はなかったが、全力でバットを振ると、関節や手首に負担がかかり、痛めることがあった。それを解消させ、迷いなく自分を追い込んでいく。「バッティングに自信を持ってキャンプに入れるようにしたい」と意気込んだ。(金額は推定)

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