ヤクルト塩見泰隆外野手(29)が「激似」と評判の、サッカーW杯日本代表酒井宏樹(32=浦和)に扮(ふん)して、球場を盛り上げた。

イベントの最終盤、MVP発表の際にユニホームを脱ぐと、その下に背番号「19」の酒井のレプリカユニホームを着込んでいた。結局、MVPは並木が獲得し「お約束」のズッコケとなったが、パフォーマンスはそれだけで終わらなかった。

最後に高津監督があいさつ。「今日は酒井選手が最後、締めてくれるということなんで。ひと言、酒井選手にお願いしたいと思います」と、締めのあいさつをふられると、待ってましたとばかりに進み出た。

塩見 どうも、はじめまして。新入団の酒井宏樹です。高津監督は今日がユニホームを見るのが最後と言いましたが、僕は今日、7時からカタールで試合があります。みなさん気を抜かないでください。今日の7時から僕は戦います。本日はお集まりいただき、本当にありがとうございます。今日のサッカーの試合、日本国民全員で応援しましょう。そして僕を応援してください。ありがとうございました。

プロ野球選手にとっても関心の高い、コスタリカ戦のキックオフまで約4時間。最後までファンを盛り上げつつ、サッカー日本代表の躍進を願った。

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