現役ドラフトで阪神から西武に移籍した陽川尚将内野手(31)が20日、埼玉・所沢市内の球団事務所で入団会見を行った。

友人からプレゼントされたというライオンズブルーのネクタイで登壇。「新しい環境でできるチャンス。持ち味はバッティング。長打力だったり、力強いスイングだったりをアピールできるように」と新天地での思いを語った。背番号は52に決定した。

13年ドラフト3位で阪神入団。初のパ・リーグは「どんどん力強い真っすぐで押してくる」との印象を抱く。性格は「人見知り」というが、中村や山川ら新しいチームメートに質問してみたいことも多い。「新しい発見が見つかると思う。どんどん聞いていきたい」と話した。

今季レギュラーシーズンで左投手相手に、打率3割5分7厘をマーク。特に代打で存在感を発揮していた。攻撃力を増す存在として期待される。渡辺GMは「阪神でレギュラーではなかったが、1軍の経験も豊富。勝負どころでの経験もある。うちに足りなかった部分を持っている。現役ドラフトのメンバーを見た中ではすぐに目についた」と話した。

【関連記事】西武ニュース一覧