禅と科学から導き出した新フォームで、開幕1軍を目指す。

日本ハム2年目の北山亘基投手(23)が26日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で投球練習を行った。昨季まではセットポジションとノーワインドアップで投げていたが人生初のワインドアップに挑戦中。春季キャンプ初日の2月1日の紅白戦に登板予定で「もしかしたらこの形になるかも」と、新スタイルでのキャンプインを見据えた。

テーマは自然体。昨年12月に米シアトルのトレーニング施設「ドライブライン」を単身訪れ、動作解析を試み「下半身の連動について取り組んだ」。さらに神奈川・逗子の禅寺で座禅に臨み「自然体っていうのはすごくいい言葉だなと」。「鎖骨周りをもっと使えるように」という課題と、外野手が捕球から送球に移る動きに発想を得て、ワインドアップに変えた。「まず、けがしないように。その中で(2月1日の)アピールもしっかりできるようにやりたい」と思い描いた。

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