阪神のレジェンドOBランディ・バース氏(69)が、開幕戦の始球式に登場した。現役時代の背番号44のユニホームを着用し、「世界一のファン」という虎党の大歓声を浴びながらマウンドへ。先発青柳とグータッチを交わし、投球はワンバウンドで梅野のミットに収まった。バース氏は「気持ちがいいです。けど、ホームの距離を忘れていて、思ったより遠かったね」と笑みを浮かべた。

試合前には85年にバックスクリーン3連発を成し遂げた盟友の岡田監督と談笑したといい、「昔の思い出がいっぱいあって、楽しい時代に戻ったようだった、ハッピーな時間だったよ」と感慨深げ。指揮官への期待として「すごく経験がる方。十分優勝する方法を分かっているはず。若い選手を育てることができるでしょう。是非今年も優勝に期待したいです」とエールを送った。

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