オリックスファンのNMB48の原かれん(22)が始球式を行った。

バッター役はオリックス太田、捕手役は宜保。思い切りよく投じた球は、大きく一塁ファウルゾーン側にそれるも、勢いある投球に球場からは拍手が起こった。

「すごく緊張しちゃって、あっという間だったんですけど。改めてピッチャーの皆さんのすごさが身に染みてよく分かりました」。背番号4を選んだのは、自身のラッキーナンバーから。「今日も4月8日に投げさせてもらったりとか。(背番号4の)森選手のパワーも感じながら、頑張りました」。毎日1時間の練習を重ねて挑んだが「気持ちは150点満点で持っていったんですけど。結果は4点でしたね」と少し残念そうに話した。

イチオシ選手は「私は『芦屋のマダムさん』に頑張ってほしいというか、期待しています」と、芦屋のマダムこと宇田川優希投手(24)。20年オフのファン感謝イベントで山崎颯一郎投手(24)が「吹田の主婦」として登場し、続いて22年オフの同イベントで宇田川がママ友の「芦屋のマダム」として登場していた。「ギャップですかね。『吹田の主婦』さんとニコニコされている時と、マウンドに立たれたらものすごいフォークを投げられるじゃないですか?」。オンとオフの差に魅了されたようだ。

NMB4848の「ドリアン少年」を登場曲に使っていた紅林弘太郎(21)の名前も挙げて「それがきっかけで京セラドームに行こうと思ったので、すごくありがたいこと。1軍で早く活躍している姿が見たいなとすごくすごく思っています」とエールを送っていた。