巨人原辰徳監督(64)が火消しに成功した田中豊樹投手(29)に感謝した。

2点リードの8回に2番手高梨が登板するも、中田翔の失策も絡んで1死一、三塁とピンチを招くと、阪神中野に中前適時打をあびた。1死一、二塁で右打者のノイジー、大山を迎え、右の田中豊にスイッチ。一打同点のピンチを遊ゴロ、二飛で仕留めた。

原監督は試合後、「8回というのがね。私を含め7回8回というのがメディアさんも含め、特にその部分がここのところ言われていると逆に彼らが意識をしすぎてしまっているのかなと。本来のピッチングであるならば、高梨もあんなに左打者に打たれる投手ではないんですが、(田中)豊樹は本当によくあの場面を抑えてくれたのは大きかったですね」と開幕前日に育成から支配下に復帰した右腕をたたえた。

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