ソフトバンク武田翔太投手(30)が21日のロッテ3連戦の頭で今季1軍初先発することが濃厚となった。

現在、2軍調整中の背番号「18」は4試合(うち先発3試合)に登板し、18回2/3を防御率2・41と安定感を誇る。

1度登板間隔を空けるため出場登録を抹消(15日)された和田の代役に森、有原らの候補者から最有力の1人として浮上。斎藤学投手コーチは「1回は、どこかでチャンスをあげたいなと思っている。(現状)武田、森、有原の順番ですね」と明かした。

降雨のため15日の楽天戦は中止。この日の先発予定だった大関は16日にスライド登板となり、18日からの西武2連戦には石川、東浜が従来通りに先発する見込みでいる。すでに2勝(0敗)を挙げている藤井は中12日で22日のロッテ戦、同カード最終戦は大関が先発を務める予定だ。首位固めへ、先発ローテーションを再編する。

○…大関友久投手(25)が16日の楽天戦にスライド先発する。15日に先発予定だったが、雨天中止になった。この日は軽いダッシュやキャッチボールで調整。昨季7勝を挙げた左腕に対し、藤本監督は「去年はある程度の土台を作った。大関には1年間頑張ってもらいたい」と期待を込めた。仙台大で4年間を過ごした第2の故郷で2勝目を狙う。

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