石川が今季初セーブを挙げた。9回2死一塁、本塁打が出れば同点の場面でロッテ井上を空振り三振に打ち取った。登板6試合目で勝ち取ったセーブ。チームの連敗も続き、セーブシチュエーションが巡ってこない中での登板が続いた。「勝っている場面で抑えられるようにと思っていた。長かったですけど、(セーブが)付いたのは良かったです」とかみしめるように語った。

■田中正義は4ホールド目

田中正が今季4ホールド目をマークした。8回に登板し、先頭の平沢を中飛に打ち取ると、藤原には5球連続で直球を投げ込み空振り三振、藤岡も3球三振に打ち取った。「球の強さを意識して投げた」と直球で押し込む投球で圧倒。建山投手コーチが勝ちパターンの一角に名を挙げる働きを見せているが「まだまだ良くなっていくと思うので、突き詰めてやっていきたい」と語った。