阪神が巨人に完勝した。

2回に坂本の適時打で先制するなど2点を先取。3回には巨人先発山崎伊の乱調にもつけこみ、先頭近本光司外野手(28)の2号ソロから大山の死球をはさみ7本の長短打を集めて6点を追加。今季チーム最多の8得点で序盤で大量リードを奪った。6回には大山にも2号ソロが飛び出すなど先発野手全員安打を記録。8回にも6点を加え15得点。今季セ・リーグ初の2ケタ得点をマークした。

投げては今季初登板となった左腕伊藤将司投手(26)が、巨人打線を5回1死まで完全に抑えるなど完璧な投球を披露。昨季、巨人戦3戦3勝の相性の良さを発揮した。また、阪神では70~71年にかけて12連勝した村山以来となる、甲子園11連勝とした。昨季も甲子園の巨人戦は2戦2完封。伊藤将の「巨人戦×甲子園=最強」の図式は今季も健在だ。

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