巨人鍵谷陽平投手(32)が13日、海外FA権取得に必要な出場選手登録日数が9年に到達した。東京ドームでの広島戦の試合前に取材に対応。「海外FA権を取れたのは僕みたいな選手をとってくれた球団と使ってくれた監督、コーチ、チームメートとトレーナー、スタッフ、家族みんなに感謝したいですけど、今はそういう状況じゃない。1日1日任されたところでしっかりしたプレーをできるように頑張ります」と力を込めた。

鍵谷は中大から12年のドラフト3位で日本ハムに入団。主にリリーフとしてルーキーイヤーからフル回転。19年6月に藤岡貴裕とともに、宇佐見真吾、吉川光夫とのトレードで巨人に移籍した。20年は46試合、21年は59試合と2年連続チーム最多登板でブルペンを支えてきた。22年はコンディション不良の影響もあり、加入後最少の21試合の登板にとどまったが、今季はすでに11試合に登板。1勝0敗、1セーブ、1ホールド、防御率3・60の成績を残している。

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