日本ハムのコナー・メネズ投手(27)が全体練習前に他の先発投手陣とともに打撃練習に臨み、エスコンフィールドの右翼へ、柵越えの1発をかっ飛ばした。

2週間後に迫った交流戦に向けての対策。普段の練習で打席に立つことはないが、この日は188センチ、93キロの体格を生かしフルスイングし、鋭い打球を連発していた。「ジャイアンツとカブスにいたときはナショナルリーグなので、ピッチャーも打席に立つ。2Aにいるときにバッティングはやっていた。ただ、最近はリリーバーだったので、ここ3年間はバット振ることがなかった。とても気持ち良かったよ」。器用にバントを決めるなど、小技にも精力的に取り組んでいた。

14日のロッテ戦では4回途中6安打4失点で降板。3回には3つの盗塁を許した。打撃練習後は、建山投手コーチ、代田データ分析担当兼走塁コーチらとともに、投球モーションの修正、確認作業にも、余念がなかった。「癖がちょっと相手にバレてしまっていた。その癖を直すためと、いろいろなスキルを建山コーチに教えてもらった。とてもいい時間になった」。課題を克服し、次回は雪辱のマウンドに立つ。