日本ハムの清宮幸太郎内野手(23)が17日、3、4月度の「スカパー!サヨナラ賞」を初受賞した。4月1日楽天戦(エスコンフィールド)でのサヨナラ右前打が評価された。自身プロ初のサヨナラ打で、さらに新球場1勝を決めた記念の一打。「エスコンフィールド初勝利、今季ファイターズ初勝利ということで、本当にファンのみなさんなくては、なかった勝利。本当にありがとうございます」とファンに感謝した。

劇的な瞬間だった。開幕戦を落とし臨んだ今季2戦目。延長10回無死二塁、楽天宮森の変化球を右前に落とした。「無死二塁だったので、最低でもランナーを進められたらと。自分が決めなきゃという思いはあまりなかったんですけど、逆にその分、楽に打席に入れたかもしれない。その前に野村がツーベースを打ってくれたり、投手陣が踏ん張ってくれたりしていたので、僕の力だけじゃない」と振り返った。

現在は左腹斜筋損傷のため、戦列復帰を目指し2軍施設の鎌ケ谷で調整中。「すごく良くなってきていて、段階を踏んで徐々に強度を上げていっている」と現状を説明した。

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