右肩のコンディション不良でファーム調整中の巨人堀田賢慎投手(21)が、今季2度目の実戦マウンドに立った。

千曲川硬式野球クラブとのプロアマ交流戦に先発した。最速は148キロで2回を1安打の無失点に抑えた。「もう1段階、もう2段階くらいは上げていきたい。調子自体はそんなに良くはない中で、どうやって自分の持ち味を出していくかっていう感じで、今日は入った。抑えられたのはよかった」と振り返った。今後に向けては「真っすぐも変化球も思うように空振りを取れてない。そこはもっと精度を上げていかないといけない」と決め球の精度を課題に挙げた。

昨季はプロ初勝利を含む2勝3敗、防御率6・29だった4年目右腕。今季は1軍キャンプでスタートしたが、右肩のコンディション不良により調整が遅れていた。1回無安打無失点だった5日の3軍戦・新潟コンマーシャル倶楽部戦で今季初登板し、この日は2度目の登板となった。思うように投げられない時期はフィジカル強化に力を注いできた。「今の体の動きだったり、可動域にあったフォームというのを探していかないといけない」と語った。

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