西武源田壮亮内野手(30)が19日のイースタン・リーグ楽天戦(森林どり泉)で実戦復帰することが有力となった。18日、2軍の遠征メンバーとして球団から公表された。

源田は3月10日のWBC韓国戦での走塁中に、右手小指を骨折。最終的にWBCの戦列に戻り、世界一に貢献した。帰国後、西武では球団方針で患部の治療を優先してきた。

練習ではすでにキャッチボールなどで患部のテーピングを外す場面も多く、今月13日にはリハビリ開始後初めて、シート打撃を行った。145キロ前後の投手の球にもしっかり対応し「めちゃくちゃ前進です」と手ごたえを口にしていた。実戦出場となれば、3月21日(日本時間同22日)のWBC決勝以来となる。

また、右肘の軽い炎症で10日に出場選手登録を抹消された柘植世那捕手(25)も源田と同じく、19日からの2軍遠征のメンバーとして公表された。柘植もすでに約50メートルのキャッチボール、スローイング練習を再開しており、実戦復帰が近づいていた。