DeNA三嶋一輝投手(33)が27日、球団公式ツイッターを通じ、26日の同戦のお立ち台中に感謝のメッセージを送られた中日福敬登投手(30)にメッセージを送った。

「福投手、昨日はナイスピッチングでした。あと、ヒーローインタビューの時に、わざわざ僕の名前を言ってくれて、すごくうれしかったのと、やっぱり敵チームでああいういいピッチングをして、すごいいい意味でしっかり僕のメッセージをいいやり返し方というか、いいアンサーをもらったので、ぼくもすごい気合も入りましたし、お互いこれから、この国の難病に指定されてる黄色靱帯(じんたい)骨化症をこれからも乗り越えて、テレビの前でいろんな人に勇気や希望を与えるようなピッチングを2人で頑張って、できればいいなと思っています。メッセージありがとうございました。気合が入ったので、僕ももっと頑張りたいと思います」

ともに、国指定の難病「黄色靱帯(じんたい)骨化症」の手術を受け、復活をかける今季。4月9日の中日戦(横浜)では三嶋が、1軍公式戦では自身340日ぶりのハマスタでの登板で好リリーフし、お立ち台に上がるとともに「福投手もきっと大丈夫」と書いたボールを中日ファンが詰めかけるスタンドに向かって、投げ込んだ。

前夜の一戦では、好リリーフした福が、試合後のお立ち台で「ドラゴンズファンのみなさま、ちょっとすいません!」と真っ先に言って、お立ち台から降壇。左翼席のDeNAファンに向け「残っているDeNAファンのみなさまのおかげで、ならびに三嶋選手のおかげで僕はここまで投げられるようになりました。本当にありがとうございました」と感謝し、深々と頭を下げた。

【関連記事】DeNAニュース一覧