右内転筋筋挫傷で離脱していた広島栗林良吏投手(26)が、約1カ月ぶりに出場選手登録された。

今季は試合前時点で12試合登板7セーブながら、防御率5・56ですでに自己ワーストの4敗。5月1日に出場選手登録を抹消されていた。

今回は新井監督から電話で状況を確認された上で満を持しての1軍復帰。「落ちる前よりは調子はいい。フォークも落ちてきている。あとは2軍の時より力が入った場面でどれだけ自分を調整できるか」と冷静に結果を追い求める。

試合前練習後にはカープファンから拍手で出迎えられ「うれしいです」と笑顔。「チームメートもファンの方々もそうですけど、お帰りと言ってもらえるとうれしい。なんとか結果を出してあの方々を笑顔にしたい」と言葉に力を込めた。

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