楽天小郷裕哉外野手(26)が、中軸としての仕事を見せた。同点で迎えた8回2死二塁、カウント1-2から、鈴木康の低め146キロフォークを右中間席へ運んだ。

追い込まれ、直球と変化球の両方を意識しながら、体が反応。一時勝ち越しとなる2号2ランに、「僕もなんで打てたか分からないですけど、とりあえず必死に、後ろヒデさん(浅村)なので、つながないといけないなと思いました」。つなぎの意識が結果につながり、笑顔だった。

6月6日阪神戦から9試合連続で「3番」で先発。5年目の今季は、定位置をつかみつつある。6月は打率4割と絶好調。「僕的にもああいう場面で打てたのは乗っていけるかなと思う。明日も試合あるので、しっかり切り替えてやっていきたい」と意気込んだ。

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