楽天小郷裕哉外野手(26)が、2戦連発でチームを勝利に導いた。

5回2死一塁。カウント2-2から、グリフィンの低め133キロカットボールを右中間席へ運ぶ先制弾。オフから長打力向上のために、ポイントを前にして打つことに取り組んできた。「そこの成果は出ているかなと思います」と納得の1発となった。

8日阪神戦では右翼の守備で落球。それがきっかけとなり一時逆転を許した。チームはサヨナラ勝ちも、小郷は号泣。「次に誰かを助けられるような選手になりたい」と闘志を燃やしていた。交流戦では打率3割6分7厘と好調で、10戦連続で「3番」で先発。主軸としての仕事もこなし、自身のバットで試合を決めた。それでも「自分の打点で勝ったというのはすごくうれしいですけど…」と表情は引き締めたままだ。

反省したのは3回無死一、二塁の好機での犠打失敗(併殺打)。定位置を確固たるものとするため-。「あのバントミスはチームにとっても痛いミス。しっかりと練習したい。いろいろな仕事ができないとダメ」。自分に厳しく、結果を追い求めていく。【湯本勝大】

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