マイナビオールスターゲーム2023(7月19日=バンテリンドーム、同20日=マツダスタジアム)の選手間投票の結果が30日、発表され、阪神からは村上頌樹投手(25)と近本光司外野手(28)がファン投票1位での選出に続いて選ばれた。

村上は「一流の選手の方々に選んでもらえて光栄です。ファン投票もそうですが、選ばれた選手として、恥じないような投球ができればと思いますし、自分自身もこの結果に自信を持ってこれからも頑張りたいと思います」。近本は「選手間投票でも選んでいただいて大変光栄に思いますし、ファン投票とはまた違ったうれしさがあります。皆さんに楽しんでいただけるように、まずは自分自身も楽しんでプレーできたらと思います」とコメントした。

村上はプロ3年目でブレーク。11試合に登板し6勝3敗、防御率はリーグ2位の1・58と安定した投球で虎の先発ローテーションを支えている。ファン投票ではセ先発投手部門1位で初の球宴出場が決まっていた。

近本は1番打者として首位を走るチームをけん引。打率2割8分4厘、出塁率3割7分9厘とリードオフマンとして仕事を果たしている。近本もファン投票では両リーグ最多得票で、セ外野手部門1位で4度目の球宴出場を決めていた。

阪神はファン投票で全9部門で1位を独占。1球団では史上最多となる9部門10選手が選出されている。

7月5日に監督推薦を含めた全出場選手が発表され、同14日にはプラスワン投票の結果が発表される。