6月に中日からトレード移籍した日本ハム郡司裕也捕手(25)がプロ初本塁打となる1号ソロを放った。

「7番DH」で4試合連続スタメン出場。2回の第1打席でソフトバンク和田が投じた129キロのスライダーを左翼ホームランテラスのゾーンへ運んだ。球団を通じて「プロ初ホームラン、打てて良かったです。まだ序盤なので、もっと打てるように集中していきます」と話した。

中日時代は通算0本塁打だった郡司だが、慶大時代には東京6大学野球で3冠王に輝いた経歴を持つ。これで移籍後は13打数7安打(1本塁打)で打率5割3分8厘。新天地でチャンスを得て秘めていた能力が覚醒中だ。

 

▼4年目の日本ハム郡司がプロ入り初本塁打。郡司は慶大4年の19年秋に東京6大学リーグの3冠王に輝いている。戦後の東京6大学3冠王でプロ入りした岡田彰布(早大-阪神)、高橋由伸(慶大-巨人)ら12人のうち、4年目の初アーチは年数で最も遅い。これまでは15年杉山翔大(早大-中日)の3年目が最も遅かった。

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