日本ハム加藤豪将内野手(28)が12日、MLBドラフト会議でホワイトソックスから11巡目、全体329位で指名を受けた西田陸浮内野手(22=オレゴン大)に「米国で結果残してドラフトされるってすごいこと。自分がやりたいことをやってほしい」と賛辞の言葉を送った。日本人選手がMLBドラフトで指名されるのは、13年にヤンキースから2巡目で指名を受けた加藤豪以来、5人目だった。

加藤豪はインスタグラムで西田のドラフト指名を知った。「ちょっとびっくりして。僕以来ってなるとけっこう長いですよね」と率直な受け止めを語った。加藤豪は「逆輸入ルーキー」として22年NPBドラフトで日本ハムから3位指名を受けた。米国で選手としてのキャリアを積んでいくことになった西田に「対応する能力は絶対あると思うので、どんどん環境に慣れていって、アダプト(adapt=適応)してくれれば」と期待した。

西田は東北高(宮城)を卒業後に渡米。マウントフード・コミュニティーカレッジから今季、オレゴン大に転校NCAAのリーグで63試合に出場し、打率3割1分2厘、5本塁打、37打点、25盗塁を記録した。

◆西田陸浮(にしだ・りくう)2001年(平13)5月6日生まれ。大阪府出身。楠葉西中(大阪)では北大阪ボーイズでプレー。東北高(宮城)からマウントフッド・コミュニティーカレッジを経て、23年オレゴン大に編入。シーズン25盗塁はリーグ新記録でナッシュビル地区MVP選出。168センチ、68キロ。右投げ左打ち。

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