近江高(滋賀)が28日、5大会連続17度目の夏の甲子園出場を決めた。昨春センバツで準優勝した西武のルーキー山田陽翔投手(19)が、後輩たちにエールを送った。

滋賀大会の決勝は、近江が8-7のルーズベルトゲームを制した。「結果はメッセージで送られてくるのでそういうの見るようにして。自分でも調べるようにしてるんですけど、気にしてました」。一緒にプレーしていた後輩たちに一挙手一投足に注目していた。

昨年は滋賀県勢初優勝がかかった。「目の前の試合を自分たちは必死にやっていたので、気づいたらってところはあったんですけど、後輩たちにも自分たちができなかった全国制覇を目指して頑張ってほしいなと思います」とエールを送った。高校時代の経験は生きている。「あっという間に終わったというか、甲子園のおかげで自分もたくさんレベルアップすることができたので、すごく感謝しているというか、本当に出られて良かったと思います」。

自分たちが届かなかった、甲子園での初優勝を後輩に託した。「甲子園でも近江高校の野球をすれば必ず勝ち進めると思うので、多賀監督を中心として、横田キャプテンを中心として一丸となって勝ち進んでほしいなと思います」と願っていた。

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