西武松井稼頭央監督(47)が、5回の走塁妨害の判定について、NPBへ意見書を出す意向を示した。

試合後「納得はもちろんしていませんし、でも全員で判断した結果がああいうことだったので。審判が判断した結果ですから。(カウント)3-2でね。外野もチャージしていないし、納得はしていないです。走塁妨害あるわけですからね。4人で話した判定が変えられないという決断に至ったわけですから。それは僕たちがどうこう言っても、何て言うんですか、あれ(判定)が変わるわけではないので」と話した。

5回2死一、二塁、フルカウントから二塁走者の栗山巧外野手がスタートを切った。打者長谷川は左前打。楽天の三塁手フランコは本塁への中継プレーに備えて前進し、栗山に衝突した。栗山は三塁でストップした。

審判団が協議の上で、三塁塁審で責任審判の笠原が「三塁で走塁妨害があった。しかし(妨害がなくても)本塁に到達できなかったと判断した」と場内に説明し、満塁でプレーが再開された。松井監督は抗議したが、変更はなかった。

▽西武平良(5回5失点で5敗目を喫し)「フランコに打たれた球は失投でした。コンディションは悪くなかったですし、90球ほどで降板したので、次回の登板は万全でいけると思います」

▽西武豆田(8回にプロ初登板し3者凡退。最速148キロ)「1回球場全体を見てからマウンドに入った。気持ち的に楽になった。自分の真っすぐも投げられ、打ち取れたのでよかった」

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