日本ハム新庄剛志監督(51)が試合前に、育成から支配下選手となった台湾の英雄「大王」こと王柏融外野手(29)について、昇格を“後押し”したことを明かした。

6月29日のイースタン・リーグ、ロッテ戦(鎌ケ谷)に触れ「しっかり体重移動して、頭が動かず。代打でホームランを打った時の打ち方をスローで見ていたんですけど、完璧で。ちょっと若い番号にしたいなって思って(フロントに)伝えました」。1軍昇格については「もう少しだけ(2軍戦で)打席に立って様子を見て、結果じゃなくて内容が1軍のピッチャーに対応できそうだったら、すぐ来てもらおうかな」とし、DHでの起用を示唆。「(背番号が)3桁になって気持ちが昂ぶって、化けて帰って来るかもしれない。1回地獄に落ちてはい上がって来たら、もう落ちたくないっていうね。そういうのを大事にしたいタイプだから。ダメだったら、ユニホームを脱ぐ覚悟でいると思うから」と、台湾球界で2年連続打率4割超、3冠王の大爆発を期待した。

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