中日は5日、バンテリンドームで新外国人マイケル・フェリス投手(30=ヤンキース3A)の入団会見を行った。セットアッパー候補として期待される195センチの大型右腕は「速いボールとコントロールが持ち味。スライダーも自信を持って投げている。早く準備して役に立てるように頑張りたい」と意気込みを語った。推定年俸3000万円。背番号は「93」。

昨年までメジャー通算228試合に登板して17勝9敗、防御率5・29。19年にはエンゼルス大谷と対戦した経験もあり「真っすぐで三振を取った」と明かした。かつては160キロのストレートを武器にしていたが、現在は制球重視のスタイルに変わっているという。

今季はマイナーで13試合に投げ、防御率3・38。立浪監督は「中継ぎとして獲得したが、勝野、清水らと競争してくれたら」とセットアッパー候補としても期待。今後については実戦登板から3週間遠ざかっており「ファームで1、2試合投げてから考えたい」としたが、2年連続最下位の回避に向けて、早期1軍登板の可能性もありそうだ。

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