ヤクルト塩見泰隆外野手(30)が負傷交代した。3回1死でDeNAバウアーから遊ゴロを放った後の走塁中、左手で左腰付近を押さえながら一塁ベース上でうずくまった。歩くことが出来ず担架に腰をかける形でベンチに下がった。

高津監督は「腰が抜けた感じになった。これまで体の張りというのはあったが、腰はなかった」と語った。16日に病院で検査をする予定。出場登録については「まあ無理でしょうね」と話した。

この日、4日に右足痛で出場登録を抹消されていたホセ・オスナ内野手(30)が1軍に復帰。いよいよ主力がそろい万全なチーム状況になった直後のアクシデントに指揮官は「そろわないですね。先発ピッチャーもそうですけど、そろわないですね。なかなかね。ケガが多いですね」と悩ましかった。

塩見は今季、下半身のケガに悩まされてきた。開幕に間に合わず、1軍に初昇格したのは5月4日。わずか約3週間後の同26日に下半身のコンディション不良で離脱した。ファームでの調整が2カ月続き、7月27日に再昇格したばかりだった。

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