阪神2番手の桐敷拓馬投手(24)が緊急登板にも動じず、1回をぴしゃりと抑えた。先発青柳が右ふくらはぎをつるアクシデントで6回の投球練習後に降板。急きょマウンドに上がり、4番牧から始まる打線を13球で3人で片付けた。

5試合連続無失点で5ホールド目。岡田監督は「もう用意しとったよ。7回くらいから桐敷やからな、順番的にな。そらオールマイティーやろ、今はスペードのエースやろ、あれ」と、切り札的存在であることを強調。ユーモアたっぷりに若武者の奮闘をたたえた。

日に日に存在感が増す背番号47は、すでにブルペンでキャッチボールを開始していたという。「(本格的に準備を)始めようかなくらいで連絡がきた」と素早く肩をつくった。「自分は自分の役割を、後ろのザキさん(岩崎)とかにつなぐっていうことだけなので」。冷静に役割を果たし、勝利に欠かせないスパイスとなった。【中野椋】