5投手のリレーで逃げ切った広島が、4連勝で3カード連続勝ち越しを決めた。1回に西川が先制打を放つと、3回は小園の中前適時打で加点。同点の6回は2死満塁から代打田中が勝ち越しの押し出し四球を選び、7回には西川、松山の連続適時打でリードを広げた。先発大瀬良は5回2失点で1カ月ぶりの5勝目を手にした。6回以降は大道、中崎、島内、栗林とつないで逃げ切った。試合後の広島新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。

-先発大瀬良投手が1カ月ぶり勝利

新井監督 ナイスピッチングでした。1つ1つの球種に力があった。真っすぐにしても、カットにしても。ナイスピッチングだったと思います。

-打線は中軸がそろって打点をマーク

新井監督 しっかり対応してくれるので、頼もしいですね。今日は(代打出場の田中)広輔が選んだのが、いろんな意味で値千金の押し出し四球だったと思います。あれで(大瀬良)大地にも勝ちが付いた。

-6回以降は2投手を欠く中継ぎ陣が無失点リレー

新井監督 ブルペン陣もいつも頑張ってくれているので、こちらは安心して任せていました。

-西川選手が3戦連続1回に先制点をもたらしている新井監督 大きいですよね。やっぱり彼のバットは本当に頼りになります。主導権を握れるので、こちらとしてはすごくありがたい。今日もナイスバッティング。その後も見事だったし、本当に頼りになる4番バッターだと思います。