わずかにCS進出へ可能性を残す日本ハムの新庄剛志監督(51)が、残り21試合の戦い方に言及した。

楽天戦が中止となり、球場に隣接する室内練習場で取材対応。続投意欲を見せている来季を見据えて「成績より、いろいろ先のことを考えてプレーさせる」と話した。

先を見据えて意識させるキーワードの1つは「四球」だ。打者には「四球を増やすテクニック。ボール球を振ったら結果は出ないから、見極める力を」と求め、投手には「ピンチで四球を恐れずにストライクを」と四球を出さない戦いを求め、成長を促すつもりだ。

優勝を目指した今季はV逸が間近で、CS圏への浮上も厳しい状況。それでも、ここまでの戦いぶりは「僕の中では(7月の)13連敗は関係なくて(春先に)16人もケガをしなかったら、どういう戦いをしてたかな…。徐々に楽しみなチームになってきた」と手応えがある。シーズン最後まで全力を尽くす中で、指揮を執ることが基本線の来季へ向けても動きだす。

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