楽天田中将大投手(34)の日米通算198勝目がお預けとなった。

1回からテンポのいい投球。直球と変化球をコーナーに集め、ソフトバンク打線を6回までわずか70球で、3安打無失点と封じた。

しかし、2点リードの7回に先頭柳田に左翼へ二塁打を浴びると、続く近藤にも中越えの二塁打。無死二、三塁で中村晃に四球を与え、満塁のピンチを招いた。今宮には、1ストライクから低め140キロスプリットを捉えられ、左中間への2点適時二塁打で同点に。田中将は下を向きながらほえ、悔しさをにじませた。

無死二、三塁で、続く柳町には右前適時打を浴びたところで降板となった。2番手安楽も流れを止められず、田中将は6回0/3を7安打5失点。ベンチでは、がっくりと肩を落とした。