巨人と育成選手契約を結んだドミニカ共和国出身の右腕、ユーリー・ラモス投手(25)が18日、東京ドームで入団会見を行った。来季を見据えた育成契約で、背番号は「057」。196センチの長身から平均155キロの直球とスプリットを武器に「クローザーとして貢献したい」と異国の地での活躍を誓った。

会見冒頭では「日本で野球ができるチャンスをくれた読売巨人軍にとても感謝しています」と感謝を口にした。来季に向け「日本のピッチャーはスプリットの印象がすごくあるので、いろんなことを勉強して来年のシーズンにつなげたい」と大粒の汗を流しながら抱負を語った。

カブス傘下のマイナーリーグなどを経て、今季はメキシカンリーグのサラペロスでプレー。41試合登板6勝1敗2セーブ、防御率3・71だった。今秋のフェニックスリーグ(宮崎、10月9日開幕)で登板予定となっている。

大塚淳弘球団副代表(64)は「ヤンキースからも声がかかったけど日本で成功したいという一心で日本を選んだ。経験を積めば日本を代表するクローザーになる」と来季以降の守護神候補として期待を寄せた。

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