2位ロッテが敵地で3位ソフトバンクに敗れ、3連敗で1ゲーム差に迫られた。種市篤暉投手が5回7安打4失点で6敗目。5者連続を含む7三振を奪い、オリックス山本を上回る153奪三振でリーグ1位に浮上したが、初回の4失点が最後まで響いた。「立ち上がりはずっと僕の課題だった。大事な試合でこういう結果になってしまい、悔しいです」と話した。

1点先取して迎えた初回につかまった。先頭周東に中前打、続く川瀬に四球で無死一、二塁のピンチを招くと、柳田に甘く入ったフォークを同点打にされた。なお無死二、三塁で、近藤に内角高めスライダーを右翼席上段まで運ばれた。2回以降は立ち直っただけに、「序盤の変化球が浮いていた。すぐに気付いて修正出来るようにしたい」と振り返った。チームは残り14試合。2位死守へ「しっかり反省して、次の試合を抑えられるようにしたい」と前を向いた。

▽ロッテ吉井監督(先発種市について)「初回は種市のピッチングではなかった。負けられない試合で失点できない気持ちが強く、いつも通りの投球ができなかったんじゃないかな」

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