西武後藤高志オーナー(74)が27日、本拠地最終戦後に報道陣に対応した。

就任1年目の松井稼頭央監督(47)については「うちはシーズンが終わるまでは監督人事を言わないのが不文律だけど、松井監督は今年1年存分にやってくれたから、それを来年につなげてくれと」と来季の続投を明言した。

また不祥事で公式戦出場停止処分中の山川穂高内野手(31)が故障者特例措置で国内FA権を取得する可能性については、真摯(しんし)な反省を願った上で「FAは選手の権利ですから、そういう中で山川選手自体がどういうふうに判断するか、それは彼の判断に委ねたいと思っている」とコメント。球団としての来季の契約意思は「シーズンが終わってからの話です。現在で仮定の話はできない」とし、10月のフェニックス・リーグ参加については「球団の判断に任せます」と話すにとどめた。