巨人山崎伊織投手が自身初の完封勝利で今季最終戦を締めた。

テンポ良く、危なげない投球で0を重ねた。9回には自身のバント処理のミスで無死一、二塁のピンチを招くも、無失点で切り抜けた。111球を投げての2安打完封で、初の2ケタ10勝目に到達した。

試合前時点であと3イニングに迫っていた規定投球回もクリアした。「ここで9勝と終わるのと10勝で終わるのはすごい違いだと思うので、勝てて素直にうれしいです」とかみしめた。

東海大の先輩でもある原監督の“監督最終戦”に勝利をプレゼントした。「長くジャイアンツでやってこられた方。長くやるのはすごいことだと思いますし、4位に終わってしまったので来年優勝して『優勝しました』と言えるように頑張りたい」と、来季の歓喜の報告を思い描いた。

【動画】巨人山崎伊織、自身初10勝の壁を完封で乗り越えた 場内は「伊織」コール沸き起こる