パ・リーグのレギュラーシーズン全日程が終了し、オリックス山本由伸投手(25)が、前人未到の3年連続4冠を手にした。16勝、防御率1・21、勝率7割2分7厘すべてでトップを守り、先発部門の全タイトルを独占した。

9月9日ロッテ戦(ZOZOマリン)では2年連続のノーヒットノーランを達成するなど、日本球界のエースであり続けた。4冠決定の会見に応じた山本は「やっぱり、すべて取れたということがすごくうれしく思います」と喜んだ。

 

山本の一問一答は以下の通り

-個人投手タイトル4冠。率直な感想

1年通して、しっかり投げられたので、それがいい結果につながってすごくうれしいです。

-3年連続については

そうですね。やっぱりシーズン続けて活躍することはすごく難しいことなので。それができて、また3年連続で1位で終わることができて、すごく自分の成長を感じます。

-一番うれしいタイトルは

やっぱり、すべて取れたということがすごくうれしく思います。

-シーズン終盤に数字の意識などは

いや、そこはほんとに全く意識することなく、とにかく目の前の1試合に集中してプレーすることができたので、それがそういった成績につながったかなと思います。

-山本選手個人としてのシーズンはどんなシーズンになった

そうですね。よくない試合も何試合かありましたけど、何とか一年通してしっかりチームに貢献することはできたと思いますし、チームも3連覇もできたので、それが一番うれしいです。

-フォーム変更もあったが、今シーズンあらたに手応えを感じた部分は

そうですね、これというのはそこまでないですが、やっぱりボールがどんどん良くなっていると思いますし、とにかく成長を、順調にしていけているなという感じです。

-今シーズン一番納得いった、よかった試合は挙げるとすると

やっぱりノーヒットノーランを達成できた試合はすごくいいボールが多かったですし、まあ運良くできたものではありますが、すごくいいところが多かったと思います。

-シーズンでマウンドに上がる際、意識していること大切にしていることは

どの試合も、シーズンはすごく長いんですが、1試合1試合すごく集中して熱い気持ちを持ってマウンドに上がるということは今年、大事にしていました。

-最後に次なる目標、ポストシーズンに向けて

ここからクライマックスシリーズと日本シリーズがあるので、とにかく勝って日本一になれるように頑張りたいなと思います。