西武是沢涼輔捕手(23)がリーグ初戦で3安打を放ち、努力を結果で示した。
この日は9番スタメンで出場。3回に中前打を放つと、5回には先制適時打。9回には大きな当たりの二塁打を放ち「パワー不足でしたね。でもちょっとほっとしている気持ちはありますね」と安どした表情を見せた。
法大時代は大学通算0安打だった。育成ルーキーは「火縄銃」「北極星」などのフレーズで新入団会見で強烈な個性を披露。1月には自主トレ中の栗山から「ちょっと火縄、来い」と呼ばれ、1時間半以上バッティングを教わる機会があった。先輩たちからのいろいろな学びを決してムダにしないよう、1年間、誰よりも多くのスイング量をこなしてきた。
3安打は自信がつく結果となったが「昨日もお話しさせてもらったように、盗塁阻止が課題だったので。けっこういい球がいきましたね」とうれしかったのは3回1死での盗塁阻止。走者がスライディングの態勢に入った時に、もう送球が二塁に届いていた。
「ここから続けていけるように頑張りたいです。普通の数字じゃ変われないので、もっともっと」
この日は朝5時半に目覚め、活躍の余韻が残る夕方5時半には1人でティースタンドに1球1球ボールを置きながらスイング確認。念願の支配下契約を勝ち取るには「人並み」じゃダメなことを、是沢は知っている。【金子真仁】



