高卒2年目の日本ハム有薗直輝内野手が、みやざきフェニックス・リーグのソフトバンク戦に「7番三塁」で出場し、2安打2打点と気を吐いた。

高橋礼から3回先頭で中前打を放つと、6回1死二、三塁では中前2点適時打と、19年新人王のサブマリンからマルチ安打。公式戦ではないが、タイトルホルダー相手に結果を残し「有名な選手から打てて、自信になります」と手応えを口にした。

5日のホーム最終戦で今季初めて1軍昇格し、いきなり4番で出場。5打数無安打4三振に終わったが、新庄監督は「思い切りのいいスイングをしていた」と伸びしろを期待している。同リーグでは前クールまでは3試合無安打も、4戦目でようやく目覚めの2安打。有薗は「タイミングの取り方が遅かった。準備を早くして、ここから自分の良さである思い切りのいいスイングを、しっかり続けていきたい」と先を見据えた。

○…宮内がみやざきフェニックス・リーグのソフトバンク戦に先発登板し、3回3安打無失点と好投した。1年目の今季は中継ぎとして15試合に登板。5月5日楽天戦で初白星をつかむも、6月に2軍降格。8月5日ソフトバンク戦に4番手で登板も、4安打3失点で再び2軍降格した。「常に全力じゃなくて、力感をある程度、安定させられるようにしていきたい」とオフの課題を挙げた。