広島は2連勝でファーストステージを突破。試合後のセレモニーでは新井貴浩監督(46)が自身のあいさつの冒頭で、「私のあいさつの前に、選手を代表して、今日もナイスピッチングでした。最優秀中継ぎ投手、島内よりみなさまに一言御礼を申し上げます」とむちゃぶり。

8回から登板し、1回無失点で直後の勝ち越しを呼び込んだ島内颯太郎投手(27)を指名した。

島内は突然の指名に驚きながらも新井監督に耳打ちされてマイクの前に立った。「本日は応援ありがとうございました。しっかりと甲子園でも勝って、マツダスタジアムに帰ってきます。応援よろしくお願いします」と観客にファイナルステージ突破を誓った。

新井監督も「昨日、今日と超満員のマツダスタジアムで選手の背中を押してくださり、ありがとうございます。おかげさまで強いベイスターズを倒してファイナルの切符をつかみ取ることができました。これも本当によく頑張ってくれた選手のおかげだと思っています」と感謝した。

ファイナルステージでの抱負も述べ、「甲子園では、今年のスローガンでもありますがむしゃらに、カープの全員野球で、高校球児のように戦ってきたいと思います」と宣言した。

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