CS史上初の「ブルペンデー」を敷いたロッテは7回から勝ちパターンの投手を投入したが、ついに失点を喫した。

5回から2回無失点の国吉佑樹投手(32)からバトンを受けた4番手は坂本光士郎投手(29)。ラッキーセブンの攻撃で盛り上がる敵地の中で、2番宗、3番森、4番セデーニョという上位打線をわずか7球で3アウトを積み重ねて無失点。球団を通じて「大事な試合なので、アウトを1つずつ取っていこうと思って投げました。結果3人で抑える事ができて良かったです」とコメントし、8回から登板した5番手の西村天裕投手(30)へつないだ。

西村は先頭の杉本を詰まらせたフライを打たせたが、左翼前に落ちる不運な当たりで二塁打を許すと、2死三塁から若月に先制の左前適時打を浴びた。さらに代打頓宮に左翼線へ適時二塁打を献上した。

打線が8回まで無得点とオリックス投手陣を打ちあぐねる中で奮闘してきたブルペン陣だが、重たい2点を失った。