中日立浪和義監督(54)が30日、石川昂弥内野手(22)に「もっと荒々しくやって欲しい」と真の4番打者に向けて打撃スタイルの変化を求めた。ナゴヤ球場での秋季練習最終日に本人と今後の方向性について話し合いを行った。

4年目の今季は121試合に出場して13本塁打、45打点。4番候補として英才教育が続く中、飛躍に向けての確認作業が行われた。「このオフどれだけ課題に向き合うかは本人次第。克服するためにやらないといけないことはわかっていると思う。少々、荒くても仕留められるボールを仕留められるようになって欲しいですね」と期待を寄せた。

石川昂は現在、手術した左膝のコンディション不良で別メニューが続くが、回復は順調の様子。「問題ありません。キャンプ中には合流できると思います」。11月1日からバンテリンドームで始まる秋季キャンプでは指揮官の求める「荒々しい打撃」に挑戦する構えだ。

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