「長嶋茂雄少年野球教室」の第7回が4日、巨人長嶋茂雄終身名誉監督(87)の出身地である千葉・佐倉市の長嶋茂雄記念岩名球場で行われた。長嶋氏は17年の参加を最後に欠席となっているが、中畑清氏(69)、篠塚和典氏(66=日刊スポーツ評論家)ら巨人OB9人が集結。地元の野球少年300人以上を相手にアドバイスを送った。

篠塚氏は「(子どもたちが)元気でこの元気がミスターに届いてるんじゃないかと言う気持ちで指導してました。小さい子たちも佐倉の長嶋茂雄という大きな存在があったことを胸にしまいながら野球や運動をしてもらいたいし、人生を過ごしてもらいたいです」と振り返った。

2年連続Bクラスに沈み、阿部新監督に交代した古巣・巨人にも言及。秋季キャンプでは「クタクタになるまで」をテーマに阿部監督自ら若手を鍛えており「厳しくやるのは当然のこと。最近だと練習量を団体でやるの少ないじゃないですか。(阿部)慎之助は選手を見極めてやってくれると思うので、練習方法とか厳しくやってその成果がどう出るかと。一新したジャイアンツが見られるんじゃないかと思って楽しみです」とエールを送った。

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