オリックスのマーウィン・ゴンザレス内野手(34)が9日、羽田空港から米国シカゴへの便で帰国した。帰国を前に、球団を通じ、ファンやチームメートに感謝のメッセージを伝えた。

「オリックスのファンのみなさん、チームメート、そして球団の方々、1年間どうもありがとうございました。このユニホームを着て、素晴らしい才能の選手とプレーできたことは光栄でした。ファンのみなさんへ。あなたたちは、このチームの中心でした。スタンドにいても、温かいメッセージを通しても、あなた方の存在とサポートは私にとってのすべてでした。チームメートのみんなへ。みんなそれぞれが本当に力の源を与えてくれました。あなた方のハードワークと温かいもてなしは、私にとってこの日本での経験を特別なものにしてくれました。すべてのことに心から深く感謝しています。ありがとう。みなさんと作ったここでの思い出は。この先もいつも私の心の中にいることでしょう」

ゴンザレスは加入1年目の今季、84試合に出場し、12本塁打、38打点をマーク。ただ攻撃面で残した成績以上に、バッテリー以外はどのポジションもこなせる守備力を見せた。中でもポストシーズンは二塁での好守備で、投手陣を何度も助けた。日本一を逃した第7戦終了後には涙を流すなど、チーム思いで献身的なプレーでチームメートやファンに愛された。球団は守備の貢献度の高さなどを検討した上で、来季についての結論を出す。