広島秋山翔吾外野手(35)が11日、マツダスタジアムでリハビリを開始した。

10月31日に「右膝外側半月板部分切除」の手術を受けたことが、球団から発表されていた。10日に退院し、この日は松葉づえをついて本拠地に現れ「痛みもなく、順調です」と明かした。

今季後半は、患部の痛みをこらえながらの試合参戦だった。8月11日中日戦(バンテリンドーム)中の守備で右ふくらはぎを痛め、翌12日に「右下腿(かたい)ヒラメ筋筋損傷」出場選手登録を抹消された。それも「ひざの方が先にちょっと思った動きが出ないなというのはあったんで、それをたぶんかばってヒラメ筋にも出たんじゃないかなと考えてます。本当にそうかどうかはわからないですけど」と下半身の故障に右ひざとの因果関係を感じていた。

回復が順調なら来春キャンプ中にチームに合流し、開幕への準備を本格化させる見通し。ただ焦って痛みを再発させたり、回復を遅らせることがないよう、ロードマップにはこだわらない。「経過を見ながら、これができる、これやっていいというトレーナー含めての判断が出ればやっていけばいいかなと思っています」と慎重に患部の状態を確認しながらリハビリを進めていく。

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