そら、めちゃ光栄よ-。プロ野球の発展に大きく貢献した野球人に贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が14日、都内で開かれ、阪神を38年ぶり日本一に導いた岡田彰布監督(65)が初受賞した。球団では85年の吉田義男監督、03年の星野仙一監督に続く3人目の快挙だ。新たな勲章を手にし、球団史上初のセ・リーグ連覇、日本シリーズ連覇へ向けさらに加速する。

指揮官の一問一答は以下の通り。

-正力松太郎賞の受賞、おめでとうございます

「ありがと、ありがと」

-聞いたのは

「さっき、さっき」

-球団では85年の吉田義男、03年の星野仙一以来、3人目

「ああ、そう」

-その年に球界を盛り上げた存在、基本的には日本一監督が選ばれることが多い

「前回、前はもろてないもんな。05年の時は」

-あの時はロッテのバレンタイン監督が受賞

「バレンタインがもろた? 何を(笑い)」

-これも日本一の証し

「そういうことやろな」

-1年戦った結果が、賞として残る

「うれしいよ。そんなの、初めてやし。そういう意味ではな。なかなか、もらえるもんちゃうやろ」

-選考委員に王貞治さん、山本浩二さんら

「それはもう、誰とかじゃなしにな、みんなから選考で選ばれるいうことは。そんなんお前、1年に1人やろ? 毎年。それはめちゃ光栄よ。やっぱりな」

-WBC優勝もあった中での受賞

「ああ、そうか。あれは入るんか? 特別賞になったんか」

-そういう年に貴重

「表彰されるいうことは良かったというか、俺がどうこういう問題やないからな。選んでもうた方やからな。それは感謝やな」

-満場一致だった。世界一より日本一が

「まあ、『アレ』のインパクトもいろいろあったんやろな。みんなの影響力ていうかな。そういうのも加味されるんやろ、影響なあ、おーん。まあ『アレ』で良かったなあ(笑い)」

-選考理由の一部に四球の多さやコンバートも

「いろんなことでな、うまくいったいうのはあるよな。それはもう、コンバートとか打順の固定とかな、いま言うたフォアボールとか、去年とはまた違った意味でこう、違うチームじゃないんだけど、メンバーはみんな一緒のあれやけど、ちょっとな、違うポジションとかいろんな意味でね、チームも変わったから、それがね、最終的にそないして日本一になったいうことの評価やろな、やっぱり。また新しいね、同じチームやけど、同じメンバーやけど違うチームていうかな、そういう感じでな、作り上げたいうのがな、おーん」

-最近の野球は速い球やホームランが目立つが、こういう野球もあると伝えられた

「まあ、こういう野球て、どうしても大味っていうかな、やっぱりホームランの魅力とかな、お客さんもファンの人もそら魅力やけどな。でも打てないもんに打ていうてもしゃーないからな。チームとしてどういう野球をした方が機能するかというかな、勝つためには、そらどこのメンバーもみんな一緒違うわけやからな、おーん。そういう意味ではいろんな足の速いのが1、2番におるとか、また違った意味であれやな、こういう風にやった方がチームが活気づいて勝てるっていうかね、最終的には。それにはホームランは入ってないよな、うちのチームには。そら160(キロ)近く投げるやつもそんないないし、どっちかいうたらな、コントロールというかな、与えたフォアボールも少なかったわけやから、逆にフォアボールを勝ち取ったいうかな、その辺がちょっと、細かい野球いうかな、大味じゃないよな、はっきりチームとしてな」

-なかなかマネできるものではないが、他球団からも生え抜きが中心になって

「ほんともう全員生え抜きやからな、うちの(主力は)。ほんま、純国産(打線)でもいけるようなね、ほんとにそういう意味では、チームを預かったもんのチーム編成だけじゃなしにな、それは全部フロントとか編成とか、スカウトとかの結果やからな。こういう形でなあ、FA(の補強)とかそんなのなしでこういうのを勝ち取って、そういう賞をもらえたというのはな、それはもう現場だけじゃないよ、それは。スカウトとか、そういう、みんなの毎年の積み重ね。ある程度ドラフト上位の者がレギュラーポジション取っていくというかな」

-野口が支配下登録

「いや、もう(キャンプ合流)初日に決めたけど、今日が契約更改や言うから今日になっただけや。まだ発表はしたなかったから、今日契約更改やいうから、その時にやったらええやんと言うたんや」

-秋季キャンプで生で見たのも

「そうそうそう。俺初めてやもん、はっきり言うて」

-開幕前でもよかったが、それだけ評価を

「そうそうそう。大体契約更改の時とちゃうの?」

-タイミング的には開幕前が多いですね

「いや、(支配下登録の)枠は結構あったからな。4つか5つあったからな、今の段階で。そら外国人とか含めてやけど、だから別に今の段階で1つ足しても全然問題なかったから」

-打撃が魅力だが

「うん、そらあ。まあ、明日からちょっと個別(練習)ではゴロ捕らせなあかんわ(笑い)」