ヤクルトは17日、今季限りで楽天を戦力外となっていた西川遥輝外野手(31)、ソフトバンクを戦力外となっていた嘉弥真新也投手(33)、増田珠内野手(24)の獲得に関し、基本合意に至ったと発表した。一気に3人の獲得を発表するトリプル補強となった。

西川は日本ハム時代の14、17、18、21年に盗塁王を獲得。21年限りでノンテンダー自由契約となり楽天入りした。今季はわずか35試合の出場にとどまり、打率は1割8分1厘、1本塁打、4打点、2盗塁だった。

嘉弥真は19年に侍ジャパンの一員として「プレミア12」で世界一に貢献した変則左腕。左キラーとして名をはせた。今季は23試合の登板で防御率5・25と低迷していた。17年ドラフト3位でソフトバンクに入団した増田は、今季は35試合に出場にとどまったが、パンチ力のある打撃が魅力で、大きな可能性を秘める右打者。将来性を買われた形となった。

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